2020/04/09

新潮45 2017年7月号


養老孟司氏との対談記事が10ページ掲載。「鎌倉住み」「猫好き」「風呂が好きではない」が共通項らしい。


東京の無電柱化の流れに関して。電柱のある日本の景色の美しさについて語る庵野さん。
話の流れにない代官山という地名がいきなり出てきたのは、仕事場に向かうための家として一時期借りていた流れがあるからかも。


若年層の情報取得の傾向について語る庵野さん。プロデューサー・庵野秀明としての社会の見方を感じる部分。


「人の意図がない、それでいて、その光景の元は人がつくったもの」を美しいと感じると語る庵野さん。ヱヴァQのラストシーンなんか、まさにそんな要素な気がする。


『シン・ゴジラ』は海外では「受けない」とした上で、「ある程度の知性があって考え方に幅のある寛容な人でないと伝わらない」、「知性というのはきっと、外のものを受け入れられる寛容さのこと」と語っている部分。


最後に、養老氏がATACの活動を支援している事に触れつつ、『エヴァンゲリオン』を終わらせるまではアニメをやっていると語る庵野さん。