美大受験のためのプレップ・マガジンということで、芸大美大を目指す読者を応援するメッセージを各クリエイターが送っている中に庵野さんが名を連ねている。
メッセージの前にはインタビュー記事も掲載。インタビュー内容は、芸大に進むまでの過程と、その後のキャリアアップについて。
ほとんどは既知の内容。英語について「勉強したほうが良かった」としているのは、作品作りの過程で必要になる場面が多くなっているからだろうか。
「才能がないと思ったら、すぐに別のところに行くほうがいい」「例えば、絵を売るのも立派な絵の仕事」とアドバイスする庵野さん。プロデューサー・庵野秀明の文脈がのっていますね。
最後に、読者へのメッセージ。
「不撓不屈」は、
- ナディアの劇伴名
- 東日本大震災への募金を呼びかけるイラストに寄せたメッセージ
- 2012年、荏柄天神社 絵筆塚祭での庵野さんの行灯
でも使われている言葉。ナディアの劇伴「不撓不屈」はアレンジされてヱヴァQのヴンダー発進シークエンスにも使われてたりしますよね。近年の庵野さんの魂を表す言葉。
庵野さんがはっきりと「好きな言葉です。」と紹介しているのは初めてかな。
「アニメで世界を変えることはできないかもしれないけど、変えようとすることだけは、絶対やめずに続けてみようと。無駄かもしれないけど、そう決めています。」というメッセージもとても良い。