2020/03/24

アニメージュスペシャル GAZO Vol.2


『ガメラ3 邪神覚醒』の劇場公開に関連して、日本の特撮を特集している。
ガメラ3関係者が語る系の記事が多く含まれるが、それらの収録段階はガメラ3公開前。一方で、この号が発行されたのはガメラ3公開後。ちょっとややこしい。

特撮リレー対談と称して、川崎郷太×庵野秀明、庵野秀明×岩井俊二の組み合わせで対談記事が組まれているほか、『GAMERA1999』について庵野さんが語る記事も。
庵野さんの「特撮」に関する認識を垣間見れる資料で、大変貴重。

ちなみに、このGAZOはVol.2だが、Vol.1ではアニメ『彼氏彼女の事情』を特集しているのでそちらも要注目。

最初は川崎郷太×庵野秀明による対談記事。


ガメラ3のメイキング映像にあたる、『GAMERA1999』を撮る趣旨について語る庵野さん。
あとにも述べていることだけど、劇場公開前に販売される宣伝映像も兼ねたメイキング映像で「現状認識」をやろうとするのがすごい。


日本映画の生き残る方法について、「テレビの延長」か「最初からお祭りとして打ち出す」かしない限り、客はもう劇場に来ないと語る部分。
『シン・ゴジラ』の大成功を経た今読むと味わいがある。


ガメラ1に樋口真嗣の男を見た、と語る庵野さん。


宮崎駿監督のもとで仕事をしていた頃に言われた毛沢東の言葉、「何かを成し遂げるには、三つの条件がある。~~ 無名であること、貧乏であること、若者であること。」について語り、それが「ガメラ1」には揃っていたと語る庵野さん。
宮崎駿監督が毛沢東の言葉を借りるのが面白いですね(何が)

「その時にどこまで行けるかだ」という話は庵野さんが語るとズシンと重い。


最初の『エイリアン』が好きだと語る部分。これはちょっと珍しい言及かな?


「ウルトラマン」を観て育った僕らの世代の宿命が「ティガ」だと語る部分。この辺は「呪縛」という表現が多用されてる。


つづいて、庵野秀明×岩井俊二の対談記事。


先の「呪縛」に関してと同じ言及。


「呪縛」を断ち切りたいと語る庵野さん。『シン・ウルトラマン』はどうなるのか。


最後に、『GAMERA1999』に関するインタビュー記事。


撮影の状況について。1999年1月10日時点で方向性は確定していないとのこと。
あと一ヶ月ちょいで販売のタイミングで……


『GAMERA1999』の難しさを語る庵野さん。